30数年昔岐阜県の美濃焼(みのやき)作品を仕入れたさい大変気に入ったうちの逸品です。 窯元名紛失
サイズ:玉縁口縁5mm 口径80/82mm 見込み深さ50/52mm 全高63/65mm 高台径高底幅深38X10X3X5mm
包装:クラフトボックスプチプチ包装
【志野焼】桃山時代に始まる岐阜県の美濃焼(みのやき)の一作風で、長石釉(ゆう)(白釉)をかけた陶器の総称。長石に灰を加えた白釉が美濃焼で焼かれ始めるのは室町時代末期(16世紀中葉)とする説もありますが、長石単味の白釉が登場するのは桃山時代前期、天正(てんしょう)から文禄(ぶんろく)にかかる1580~90年代ではないかとする説が有力となりつつあります。 美濃焼は瀬戸焼から分派して成立した窯であるが、瀬戸焼が茶入れや茶壺(ちゃつぼ)に主力を傾けていた桃山時代に、新興のわび茶の世界でにわかに造形の魅力を問い始めた時代相を背景にして、茶碗(ちゃわん)、花入れ、水指(みずさし)、香合(こうごう)、香炉、そして食器類に創意を発揮したのが志野焼であった。当時すでに中国製の白磁や染付が全国的に広まっていたが、美濃窯は白釉を創始することにより、磁器の冷徹な味わいを離れた、和様の雅陶をつくりだし、一作風で、長石釉(ゆう)(白釉)をかけた陶器の総称。白釉を創始することにより、磁器の冷徹な味わいを離れた、和様の雅陶をつくりだしたとのことです。
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