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オマス エキストラ 361F 14K 万年筆 です。
デュアルライティングシステムを他社に先駆けて実装した、歴史的にも重要な名品。
ペン先材質:14C、14K、14金、585
字幅:表0.30〜0.70mm程度(軟)/裏0.30mm程度(硬)
色:黒、ブラック、BK
方式:ピストン吸入式
全長:135.0mm(キャップ有 実測)
全長:115.0mm(キャップ無 実測)
胴軸径:11.5mm(実測)
・万年筆本体のみの販売です。
・新品である旨ご理解ください。スレ、傷、汚れございます。画像をご確認ください。
・パーツの欠損はありません。
・吸引、筆記可能な実用コンディションです。
・緩衝材を巻いて長形3号茶封筒に入れての発送となります。
・その他共通の留意点はプロフィールをご覧下さい。
【万年筆について】
OMAS EXTRA BREV. 361F(Faccettato)は1940年代〜50年代にかけて製造販売された万年筆です。
カーボン転写のできる万年筆の開発が望まれる中、かの伝説の創業者アルマンド・シモーニが1948年に発明したデュアルライティングシステムを実装した万年筆になります。
各国で特許が登録されておりますので、興味のある方はぜひ検索してみてください。画像はアメリカのものです。
バリエーションとしては大きくTondo(円筒形)とFaccettato(多面体)の2つのモデルに分けることができ、多面体モデルは1930年代アルテ・イタリアーナ以来のオマスの伝統デザイン。12面体です。アルコセルロイドを用いたモデルが有名。
デュアルライティングシステムは表裏で線幅、柔らかさを使い分けることができるシステムで、表書きではオマス特有のセミフレックスの書き味、裏書きでは硬めの書き味を味わうことができます。
元々は表書きでは通常の手紙などで使用、裏書きでカーボン転写用紙への使用を想定しています。
ニブユニットが上下逆さにしても、インクフローに影響を及ぼさないのはさすが。
フードで完全にユニットを覆っているので、ドライアップに非常に強い。
憧れのイタリア万年筆、憧れのオマス。
イタリアは都市国家の性格が強く、製造都市によって万年筆のキャラクターも違ううえ、中小工房も多く、多種多様な万年筆が存在します。
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