MINTON
ENGLAND
英国製アンティーク
1880〜1890年代
伊万里
シノワズリ
貴族のオーダー品
⚫︎稀少品
英国ミントン窯による
伊万里パターンで作られた
希少なアンティークプレートのご紹介です⁂
ミントンは1793年創業
ヴィクトリア時代には
ヨーロッパの王侯貴族に愛された名窯で
英国陶磁器の歴史を語るうえで欠かせない存在です。
1880〜1900年代に作られたこの一枚は、
当時の職人による手描きで作られたあります
赤・緑・濃紺を主体とした絢爛な文様は
日本の伊万里焼から着想を得ており
ヴィクトリア朝の人々が憧れた
“オリエンタルの美”を鮮やかに映し出しています
こちらは当時なかなか手に入らなかった
伊万里パターンを求めた
貴族からのオーダー品として作られた物ですが
窯印は記されていません
19世紀後半までミントンでは
特別注文品には窯印を入れる慣習がありませんでした
そうした一点物のニュアンスが、
このプレートの特別感を一層際立たせています⁂
縁が優美に波打つ、スカラップ・リムのシェイプが
まるで額縁のように中央の絵付けを引き立てます
白磁の上に丹念に筆を重ね、
透明感のある上絵付けを施し
さらに焼成を繰り返すことで深い発色を実現。
ここには職人の手の温度が確かに残されています
中央に描かれた鳳凰、咲き誇る花々、
金彩をアクセントにした装飾
伊万里に英国的なアレンジを加え、洗練されています
鮮烈な赤と緑、
そして気品ある濃紺のコントラストは
今なお色褪せず、見る者の心を掴みます
作られたヴィクトリア時代は
豪華なサロン文化と上流階級の社交が花開いた時代です⁂
美しい陶磁器が社交の必需品に*
貴族や富裕層は、異国趣味を愛し、
邸宅を華やかなアンティークと美術品で飾りました
テーブルに置くだけで
ヴィクトリア時代のティータイムが蘇るようです*
かつての職人が一筆ごとに託した祈りや誇り、
ヴィクトリア朝の人々が異国の美に憧れた心
―そのすべてが、この一枚に息づいています。
ぜひご愛用ください‼︎
⚫︎大きさ
直径:約27cm
高さ:約2.4cm
⚫︎コレクションとして
大切にしていたアンティークです
裏面に釜跡、表面に製造時に生じたピンホール
少しスレが見られますが
アンティークとしても良いコンディションです
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