ハンドメイドで万年筆を手がける、「masahiro(マサヒロ)万年筆」で販売された、『インキ止め式 エボナイト万年筆』の出品になります。
キャップや胴軸、ペン芯や中芯に至るまで総エボナイトであり、ニブが装着された首軸の段差や胴軸のなだらかな曲線といった細かな部分まで加工が施されておりヤバイ技術力が満載です。
キャップの開閉には『4条ねじ』という一回転半ほどでキャップが外れる仕組みが採用され、これはペリカン万年筆で見られる特徴です。
ペンに使用されているニブはパイロット社の10号ニブM(中字)になります。現在はパイロットから配給が終了してしまい、ドイツのJOWO社というニブが採用されています。
10号ニブモデルのインキ止め式は初期段階で製作され、その後は15号ニブで大きめの万年筆をメインに(M型吸入方式)が主流品になったため、パイロットニブ付きは大変希少であります。
色は黒でしたが、経年変化(エボナイト焼け)により全体的にグレーっぽくなっています。キャップに隠れていた部分は元の色が残っております。
パイロットニブ時代のマサヒロ万年筆。この度、コレクション放出のため出品します。
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